"せえの” で 余白の空

ついばんだ 桜 1つ

悲しい夜は月明かりの様にそっと…

嫌いな人が大きい声で嫌いと叫ぶなら

その何倍もの声で好きだ!と叫ばないときっと届かないのかもしれない。

だからブログにする事にしました。

 

嫌いなジャニーズタレントで推しがぶっちぎりだった訳です。

 

私はこの手の投票に好きの方でも嫌いの方でも投票した事もなければ

したいと思った事も無いんですが

わざわざ嫌いなタレントの投票をする・時間を割くって

相応のエネルギーが無いと無理だと思うんです。

嫌いエネルギーが凄い。

 

例えば、自分のグループに好きな人と嫌いな人が存在して

どうしても絡んでしまう。っていう人にそこを分けて考えろ。というのは無理な訳で。

関わりがあるほど、そのイライラも募るんでしょうね。

となると、あの手の媒体での意思表示に繋がるんだろうなと。

勿論、全ての嫌いがそういう理由じゃないんでしょうけれど。

好きだった気持ちが反転して、憎しになってしまう事もありますし…。 

 

嫌いな人は仕方ない。

そう思ってしまったら、そこから好きになるのは相当難しい。

特に彼はそれまでのイメージからの反動が大きかったと思うので

一度感じた嫌悪を振り払うのは相当の時間を要すると思います。

だから嫌いだという人の批判はするつもりはありません。

でも、だからってその嫌いの悪意で

好きだと思ってる自分が殴られるのは本意では無いのです。

 

あなたが嫌いと言っていい様に私も好きだと言っていい。

 

何故か嫌いを表明するより好きと表明する方が

バカにされがちでそれが不思議です。

好きなものをバカにしていい事なんてあります?

同意しろとも思っていないし、理解しろとも思ってないのに

「〇〇が好き」というと「え~?あんなのの何処がいいの?」と軽く返す。

悪意のフットワークの軽さ!

そう返す意味って完全に好きだと言ってる人を殴りに来てますよね?

そしてその悪意がじわじわとダメージを蓄積させていく。

「あぁ…私、この1年で知らないうちに凄く弱っていたんだ」って最近気づきました。

こういう事が少しづつ重なっていって、自身を苦しめていたんだなって。

だから表立って「推しが好きだ!」って言えなくなってたんだなって。

でも、そうすると嫌いだと軽く口に出来る人達の声が

どんどん大きくなっていって

それが総意だと思われてしまうんだって思ったらなんだか逆に腹が立ちまして。

 

そんな中、とても素敵なブログを読ませて頂いて

あぁ、素敵だな…。自分もこうありたい。と思いました。

好きなものを好きと言える。

それもまた自由なんだって凄く凄く救われました。

だから私もちゃんと自分の好きを形にしておきたいと。

(本当はそのブログも読んで頂きたいけど勝手にリンク張る訳にはいかないので) 

 

 

そもそも私が彼を好きだと感じたキッカケって何だったのだろう?と

今思い返しても実は「これだ!」というものが無くて。

良く同じファンの人の意見でお見掛けするのは

元々はタイプではない。という一文。

まさに私もそれでグループがデビューした時の彼は兎に角チャラ~い!でした。

金髪で、襟足長めで、やや色黒で

ホストじゃん!!!って瞬間的に感じたし、同時に絶対好きにならないグループに

分けていた様に思います。(酷い)

多分このチャラさは彼の中の緩さでもあって

そこが今現在嫌われている理由の一つでもあるんでしょうけれど

それを生涯のシンメとお互いを認め合う加藤さんのお言葉をお借りすると

「純粋さ」なのかな?と勝手にいい方向に脳内変換してます。

 

 

NEWSが気になる様になったのは、別の推しアイドルグループ繋がりで

知り合いになったお友達がNEWSのファンの子で

NEWSにまつわるツイートをしていた事がキッカケでした。

私が最後にハマったジャニーズは10周年あたりの嵐で

それより前はSMAPやKinkiのコンサートに何度か入った事がある位。

30歳を超えてまさかジャニーズ?いやいや、無いわwとは思っても

メンバーが大好きなリーダーという属性

メンバー同士が仲良しという属性にもっぱら弱い私は

どんどんNEWSの動画や音楽なんかに興味を持つようになりました。

 

一番の決定打は4人での再始動、秩父宮でのShareの動画を見た事でした。

イントロが流れてファンの歓声が上がり

暗がりの中に浮かぶ4人の表情はとても神妙で

そしてその歓声にうんうんと何度も頷く増田さんは

歌詞の中のありがとうと言うフレーズが涙で歌えなくなってしまう。

その様子を見てしょうがないなと言わんばかりに、でもとても優しく微笑む加藤さんは

同じありがとうのフレーズで、メンバーに向かってぺこりと頭を下げる。

その二人がゆっくり近づいていってI Promise youと笑顔で歌い合う。

最後には4人が肩を組み合い、全員でファンにお辞儀をして曲が終わる。

 

私の中で凄く心が動かされた曲・映像でした。

それを上で触れたお友達に話した所、これは6人で作った曲なんですよと教えて下さって。

だから、あんなに涙を流しながら

でもとても幸せそうに歌っていたんだ…と頭の中でピースがハマっていって

一気に「好きだ!!!」という結論に至ってしまった訳です。

まぁ、このくだりで私推しの名前1個も出してないですけれどもw

 

 あんまり表立って言った事も無いんですが

見た目も好みの範疇外ならば、声も実はそこまで好きではありませんでした。

生放送の歌番組を観る時はとってもそわそわしてしまうし

ちゃんと歌えるかな…っていう心配までしてしまう始末。

本当にファンなの…?って思われてしまうかもしれない…w

でも、6人時代のキーは安定してるなと思っていたし

この間のKラジでも仰っていましたけど、基本的に4人始動以降は

NEWS全体のキーが高めで、それって彼にとってはとても厳しい面だったのかな?と思ってしまいます。

音域はその人の持っているキャパがあって

ボイトレすりゃーどうにでもなるってお話じゃありません。

(やらなくていいってお話では無いです)

ただ、昨年末披露されたNEWSICAL以降

本人が歌う事の楽しさを少し掴めたのかな?っていうシーンもあったので

歌はまだまだ伸びしろがあるのかな?って思います。

 

それとは別にあの声質はロメロ2015なり、愛のエレジーなり、銀座ラプソディは

とても似合っている事だけは確かだと思います。

本人は苦手だと思っているけど、それが武器になる。これって凄い事だと思います。

 

それと、去年からプロデュースの中にm-floさんに作って頂いた曲がありますけど

音や打ち込みが印象的でその中で埋もれない声質であるのは凄く幸運だったなと思っていて。

これはNEWS全体に言える事かなと思うのですが

昨年のBrightestや、今年のIT'S YOUの様に音が溢れている曲の中で

4人の声はきちんと個々で主張していて

これってこの世界観を持ってツアーを回る中では強みだなぁと感じます。

 

さて、スタイルの良さは言わずもがなで、毎日のeveryでのスーツ姿は

私にとっては好きな人がリアルタイムで見れる貴重な時間です。

アイドルが表に出てくる機会は生放送の歌番組が主ですけど

今、この瞬間推しが何をしているかが分かる機会があるって凄い事だなと思います。

スーツ姿…好きなんですよね…。ふふふ。

その手足の長さが活きるダンス。

腰のラインから綺麗に伸びるそのシルエットは

NEWSのコンサートの光の演出の中で

とても綺麗に映えているなぁって映像を見てると思います。

上で触れたBrightestで4人が踊り繋ぐダンス

腰から綺麗にSを描いて、勢いよく綺麗に伸びる長い手に

私は何度も胸がぎゅぅとなってその度に好きだと新鮮に何度も思うのです。

 

私自身が強くNEWS好きを自覚したのがWHITEの円盤を買った時で

その年にファンクラブに入ったので

長らくNEWSを見てきたファンの方からすれば私なんて

ひよっこにも及ばない、まだまだ卵レベルです。

でも、その短い時間の中で私が見てきた彼のメンバーへの愛は

少なくとも嘘は無かったと思っています。

そもそも、それが嘘ならば何よりもそばにいる手越さんや増田さんや加藤さんが

そこに気が付かない訳がなくて。

メンバーと一緒にいる彼が好きだし、その愛を通して

私も手越さん・増田さん・加藤さんをもれなく好きでそこが成り立つNEWSが好きです。

広いステージでぎゅっと集まりがちな4人が好きです。

ふとした瞬間なんで?ってタイミングで彼と腕組んだり肩組んだり手つないだりする

増田さんが好きです。

彼からの愛を自信たっぷりに受け取って満足そうに笑う手越さんが好きです。

二人でしか出来ない空気感や世界観、そこに生まれる安心感に

身を委ねる加藤さんが好きです。

 

そんなメンバー皆を愛してる、小山慶一郎さんが大好きです。

お誕生日おめでとうございます。

沢山の幸せが、愛が、あなたに降り注ぎます様に。

 

今夜は満月。

 

月の様にそっと寄り添っていたい

一ファンより。

 

2018年5月1日

 

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